お客様から物件にPhilips hueを利用したいので何ができるのか?ときかれたときにお伝えすること

Philips hueについて、照明の商売をされている方々から、どんなことができてどんなことができないのか、ということについて聞かれることが増えてきましたので、Philips hueの公式アプリを利用してできることをご紹介します。

philips hue

シーンの設定

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スマートフォンの中に保存されている写真を利用して、hueランプやhueライトリボンなどの色を指定しシーンを作ることができます。

たとえば、「夕焼け」の写真を利用して「夕焼け」というシーンを作るとき。シーンの追加ボタンを押してスマートフォンに保存されている「夕焼け」の写真を選び、それぞれのランプを写真の中のどの色にするのかを設定します。

philips hue

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上記写真ではランプ番号がついたピンを指で動かしてどのランプをどの色にするのかを設定します。

写真から色を選ぶのがお客様的にあまりよろしくない場合、WEB色見本のような画像をPhotoShopなどで作成しそれをスマートフォンに取り込んで色を設定するなどするとよいでしょう。

原色大辞典

WEB色見本 原色大辞典 – HTMLカラーコード

ただし、色見本の色とhueランプの色が必ずしもお客様のイメージどおりにならないこともあるので、お気をつけ下さい。

スケジュールの設定

上記で設定したシーンを呼び出す曜日と時間を設定することができます。

Philips hue

Philips hue 標準アプリのスケジュールから、開始する時間とその時間にシーンをオンにするのかランプをオフにするのか、どのシーンにするのかやフェード、繰り返すのかなどを選択します。

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また、フェードの時間を設定することで徐々に色を変化させることができます。(フェード時間は1分から60分まで設定できます)

このスケジュールを組み合わせれば、「夕焼け」のシーンを毎週金曜日の16時から始まるようにし、17時から60分かけて「深海」のイメージにするというようなシーンの切り替えをすることも可能です。

しかし、注意点として

  • 設定できるのは曜日と時間です。月の中の指定の日だけを設定することはできません
  • シーンの切り替えは一番短くて1分なので、秒単位で色が変わることは標準アプリではできません

なので、カラーキネティクス社やトラクソン社などで行うDMXを使ったカラーLEDと同じような細かい演出やスケジューリングはできませんのでお気をつけください。

タイマー

時間を設定してその時間になったらシーンを呼び出すことができます。(1分〜23時間59分まで)

Philips hue

タイマーの時間を設定した後、時間が経過したときにシーンを呼び出すかランプを消すのかを選び、呼び出すシーン、フェードの時間などを設定します。

Philips hue

ジオフェンス機能とIFTTとの連携

Philips hueの公式アプリにこのジオフェンスとIFTT連携の機能はありますが、これらは【利用される人】にスマートフォンのアプリについて一般的な人よりも詳しい知識がないと利用できないので、この点については対応できないと伝えたほうがよいです。

その他注意点

Philips hueを利用する場合はインターネット接続環境が必要です。また、操作するスマートフォンとhueが同じネットワークに接続されている必要があります。

さらに、アプリやhue本体のアップデートがあるので、その際にあらためてランプの登録やシーンの設定が必要になることもあります。

全体的に販売者が設定をしてお客様に利用してもらうものではなく、利用者が自分自身で設定をして利用するようなものになっているので、商売としてPhilips hueを販売しその設定を販売者側がされる場合、アップデート時の修正対応などは別途費用が必要になることを事前にお伝えするようにしてください。

まとめ

以上、Philips hueの公式アプリを使ってできることをご紹介いたしました。

Philips hueは外部からランプをコントロールすることができるAPIという技術が公開されているので、アプリの開発を行えばここで紹介している標準アプリ以上の使い方ができます。しかし、それは予算の面で現実的ではないとおもいます。(開発費は安くても数百万)

また、標準アプリ以外で音楽と連動するなどの機能も利用できますが、標準アプリ以外はスマートフォンOSのバージョンアップ時にアプリ自体のアップデートが必ずしもされるわけではないので、お客様からの依頼で物件に納入することは、ある日突然利用できなくなるなどのリスクがあることをお伝えします。

以上