DALIと電源線で信号を送るPLCを組み合わせればもっと便利に!

2014年にコイズミ照明がDALI器具開発の発表をしてから国内でもオープンプロトコルを使った照明制御が現実的な方向に進みつつあります。

* オープンプロトコル:仕様が公開され誰でも無料で開発することのできる制御方式のこと。

しかしながらDALIは電源とは別に信号線で各照明器具を接続する必要があるので、各器具メーカー独自が独自で開発している無線調光に比べて使いづらいところは否めません。

そんな中、なにか解決方法はないか探していたところ「PLC」に取り組んで見る価値があるのではと最近は考えています。

PLCとは

PLCとは、Power Line Communicationsの略。日本語にすると’電力線通信’といい、電力線を通信回線として利用する技術のこと。

電力線はもともと高い周波数の電気信号を流すことを想定していないため、PLCによる漏洩電波がアマチュア無線などに深刻な影響を与えるとの指摘もあり、なかなか実用化されなかったが、総務省が規制を緩和したのを受けて2006年12月に初めてPLC対応製品が発売された。

IT用語辞典より引用

照明とDALIの場合だと、照明器具に接続された電源線を利用してDALIの信号をPLCを使って送受信できれば、信号線を新たに設置する問題が解決します。

また、DALIの場合は300m以内という距離の制限があるので、PLCが使えると工場や倉庫など大きな物件でもより使いやすくなります。

DALIでPLCする為の製品

弊社がDALIのコントローラーを販売しているiLumTech社ではDALIでPLCをする為の商品があります。それが、’DALI PLC Bridge’と’DALI PLC-IN’です。

DALI PLC Bridge
↑ DALI PLC BRIDGE

DALI-PLC-IN
↑ DALI PLC IN

DALI PLCの配線

DALI PLCの配線はDALIネットワークの中に’DALI PLC BRIDGE’を組み込み離れたところにあるDALIネットワークに対してDALI PLC BRIDGE、もしくは、DALI PLC INを使い電源線で接続します。

DALI PLC BRIDGEとDALI PLC INの違いは、DALI BUSを必要とするかどうかです。

DALI PLC INで構成されるDALIネットワークにはDALI BUSが新たに必要ありませんが、接続できるDALIデバイスは3つまでとなります。

一方、DALI PLC BRIDGEにはDALI BUSが必要ですが通常のDALIと同じようにDALIデバイスに接続できます。

接続例1
DALI-PLC

接続例2
DALI-PLC

PLCの問題点

PLCについては過去、照明に利用してトラブルがありその時の経験から照明制御にPLCを使うことには否定的な意見を何人かの方からお聞きしています。

特に既存のリニューアルでPLCを利用する場合は、いろいろなノイズを拾って想定した利用方法ができない可能性もあります。

しかしながら、どんな環境だと問題が起こりやすく条件をどのように絞ればPLCが使える可能性があるのか、今後調査して解明することができれば、DALIの弱いところを補うことができるので、なんとしてもここは解決したいです。

まとめ

DALIについてはまだまだ利用できる照明器具は少ないですが、着実に数年前よりも普及が進んでいます。

事実、弊社としてもコントローラー、照明器具、センサーやブリッジなどを用意することができたので、今年中に何件かの実績を上げていく予定です。

特に、工場などでデマンドコントローラーからの命令で高天井LED照明をDALI制御し自動的に消費電力を落とす用途については力を入れていくので、この部分でPLCが使えるとさらに提案がしやすくなります。

ということで、この記事を読んでいただき、一緒にやりたい!ここでテストができそう!DALIについてもっと知りたい!と感じて頂いた方は、ぜひ、日本ピー・アイの中畑までご連絡ください。

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